[経験者]大学生が留学する方法4選(難易度別)

留学
大学生になって留学がしたい。
どんな方法があるのか知りたい。
難易度はどのくらい?

大学生になると、自由な時間、選択肢が増えます。その中で、留学をしたい方も多いのではないでしょうか?
大学生だけに限りませんが、留学をする方法はたくさんあります。

今回は、そのうちの4つの方法を説明していきます。

この記事を読むことによって、大学生が留学をする方法を4つ、そして難易度、メリットやデメリットを知ることができます。

ワーホリ


ワーキングホリデーは、旅行とは違いワーキングホリデービザを取得する事によって現地の就労が可能になります。

18歳から30歳までの日本人であれば、ワーホリ協定のある国に1年(オーストラリアやイギリスは2年可能)の期間滞在する事ができます。

オーストラリアカナダニュージーランドイギリス韓国などの合計26か国にいく事ができる可能性があります。英語圏だけではなく自分の興味があったり、勉強している言語や国にいく事ができます。

方法

行きたい国を決める → 申請方法を調べる →  ビザ申請する(国によっては抽選)
ビザ取得 → 出発

難易度 ★

特にどの国絶対行きたいなどがない限り、難易度は低いです。ただ、カナダ、イギリスなどは、人数制限があり難易度は上がります

事前に必要な資金の種類

ビザ申請費用(2〜3万円)航空券海外保険生活費(3ヶ月程度)(学費)
ビザ申請費は目的国によって多少変わってきます。

生活費としては、予め就職先を決めて渡航する事ができないので現地の物価を考えて3ヶ月くらい無収入に生活できる金額を持っていくことをお勧めします。

学費に関しては、英語レベルにもよりますが全く現地の言語が分からないのであれば、現地語学学校に3ヶ月でも通うことがおすすめです。

実際に、全くコミュニケーションを取らない職種はありますが、それだと海外に行った意味がなくなってしまうので、語学学校で英語を勉強した後で仕事をすることで雇われやすくなりますし、理想の海外生活を遅れると思います。

ワーホリでのメリットとデメリット

メリット

費用を抑えられる
海外生活をしながら、収入を得る事ができるので全体の費用を抑える事ができます。就労だけでなく、学校にも通う事ができます

オーストラリアにワーホリをしてお金が貯まったなどはよく聞きます!

 

語学だけでなく、現地での就労経験を得る
日常的に現地の言葉を使う事に加えて、就労経験を得る事ができるのは大きなメリットだと思っています。現地の友達を作るチャンスも増えます。

デメリット

勉強に時間を使えない
お金がない状況になってしまうと、勉強するというより働くという事に重きを置いてしまいます。語学力がアップする職場で働いているなら、学校に行くより成長する可能性は大きいです。

しかし、多くの日本人は、日本食レストランで働く事が多いので、ほぼ英語を使わずに日本と変わらないような生活になってしまう恐れがあります

言語力がないと、働く場所が限られる
英語圏の国で働けば、英語力が伸びるというわけではありません。英語を使う頻度を上げなくてなりません。

皿洗いなどの英語を使わない環境にいても伸びるわけがないので、ある程度英語が使えるようになっていなくては、良い環境で働く事が難しいと思います

語学留学


語学留学は、ワーホリのように年齢制限があるわけではないので家族で留学に来ている方や、子供が大きくなったから勉強しにいく年配の方大学生など参加する年齢層はさまざまです。

方法

どの国にいくか決める → 学校を調べる → 学校への出願や学費の支払い
→ 学生ビザの申請 → 出発

難易度 ★

難易度は低いです。短期で語学留学に行くこともでき、この場合はビザの取得をしなくても現地の学校に通う事が可能な国もあります。

長期で滞在する場合は、ビザの獲得などに残高証明が要求されたりしっかり生活できる経済的な余裕があるのかを見られます。

事前に必要な資金の種類

ビザ申請費、航空券、海外保険、生活費、学費
学費と生活費が大きな割合を占めます。語学留学は、学生ビザの取得となり、学生ビザでは基本的に就労はできません

申請をすれば、アルバイト程度なら可能な場合がありますが、しっかり調べて行わないと強制帰国もあり得るので気をつけてください。

語学留学でのメリットとデメリット

メリット

勉強に集中できる
就労をしてお金を稼ぐことがメインではないので、勉強に集中できます。

時間がたくさんある
語学学校に行っている時間以外は基本的に自由です。友達と出かけたり、勉強したりと自分次第で時間の有効活用できます。

 

デメリット

費用が高い
特に長期で語学留学をする場合、事前に支払う費用がとても高くなります。また、勉強というより遊び感覚で来ている学生も多くいる。

 

現地の人と関わる機会が少ない
語学学校の友達と関わる機会が多くなります。現地のネイティブの方と友達になるにはある程度、言語力をつけた状態に加えて行動力が必要となります。

学校内では全く英語ができない生徒から、海外インターンをこれからする生徒や、現地の大学に入るために勉強している生徒などレベルはそれぞれなので、レベルの高い生徒と友達になってスキルアップに繋げることも出来ます。

短期での語学留学について気になる方は読んでください!
短期語学留学は本当に意味ないの?英語初心者で短期留学をした僕が思うメリット・デメリット

カレッジ留学


現地の専門学校への留学です。1年間の参加や2年の参加が可能など学校やコースによっても異なってきます。留学生はもちろん、現地の生徒も通っています。

方法

どの国にいくか決める → 学校を決める → 入学試験を受ける
→ ビザの申請、取得 
→ 出発

難易度 ★★

語学学校やワーホリに比べて、難易度は少し高いです。英語を勉強するのではなく、ビジネスやホスピタリティなどの専門的なことを勉強します。

また、ネイティブの生徒もクラスにいるので最低限の英語能力は必要です。ただ、入学試験だけクリアすれば、予習復習をしっかりすることでなんとか授業についていくことは可能だと思います。

事前に必要な資金の種類

ビザ申請費、航空券、海外保険、生活費、学費

カレッジ留学は、長期である可能性が高いので学費や生活費が高くなってしまいます。しかし、カナダなどの国ではカレッジ留学に加えてプログラムの中に有給での海外インターンへの参加ができる国もあります。

バンクーバーの専門学校に通って体験した学校の雰囲気、スケジュール

有給インターンでのビザは就労ビザであるため、インターン開始前のカレッジでの勉強期間にアルバイトをすることも可能です。

カレッジ留学でのメリットとデメリット

メリット

興味がある専門的な教科を勉強できる
語学学校とは違い、専門的な分野を勉強するので、興味がある分野はとても楽しいと思います。

また、母国で会社を経営している人や、現地で働きながらさらなるスキルアップのために通っている人が多くいるので、アルバイト先を紹介してもらうことも可能です。

 

ある程度レベルの高い授業を経験できる
クラス内にネイティブの生徒がいることから、英語でのスピード感などは留学生に合わせないことも多いです。

周りに留学生しかいなかった環境に比べて、予習や復習に時間をかけなければならないため、より勉強に身が入ると思います。

デメリット

費用が高い
長期留学になるので、費用が高くなってしまいます。長期での生活費に加えて、学費なども加わります。

忙しい学生が多い
現地の永住権が欲しい人や、実際に働きながら学校に通っている人も多くいるためクラスで仲良くはなりづらいように感じます。

 

学校によって制度に差がある
学校によっては、教師がてきとうに授業をしていたり、やる気がない生徒が多かったりします。下調べをしっかりして自分に合う学校を選ぶ必要があります。

勉強したい事がはっきりしている人や、協定留学には届かなかったけど、現地の学生と授業を受けてみたいという人にはお勧めです。

協定大学留学


日本の大学と海外の大学で協定を結んでいて、相手の大学に留学をする事ができます。行きたい大学が必ず協定を結んでいる訳ではないので選択肢が絞られます。

方法

行きたい国を決める → 学内選考を受ける → ビザの申請、取得 → 出発

難易度 ★★★

難易度は一番高いです。国際学部ならたくさんの協定校がある可能性はありますが、そうでなければ少ない枠を他の学生と争わなくてなりません。英語力が高くないと選ばれなく、人気も高いのが特徴です。

事前に必要な資金の種類

ビザ申請費、航空券、海外保険、生活費
協定留学は、日本の大学に払う学費で留学をする事ができる場合が多いです。留学先の大学で単位も取る事ができるので一番効率よく留学する事ができます。

協定大学留学でのメリットとデメリット

メリット

同じモチベーションを持った海外の同世代の学生と会う事ができる
大学生限定での授業になるので、同世代の高い志を持った学生との交流が盛んになります。また、学校の寮で生活する事が多いため、仲良くなる確率が高まると思います。

レベルが高い
日本の大学で選ばれてきた学生や、現地の優秀な学生と勉強していくのでとてもレベルが高く、大きく成長へとつながると思います。

学費を抑える事ができる
他の留学で一番大きなウエイトを占めているのが学費です。協定留学では、日本の大学費用の分を払うだけなので学費は余分にかかりません

デメリット

勉強量が多い
日本の大学と比にならないくらい勉強量が多いです。ネイティブの中でも優秀な学生と同じようにテストを受けたり課題をやるので、図書館に籠り課題に追われる事も多々あります。

場合によっては、教授が本人のレベルに合わせて現地学生より課題の量を少なくしてくれたりします。

学ぶことのできる教科が限られる
大学と協定している海外の大学にしか行けないため、興味がなくても受けなければならないこともある。

まとめ

どの留学方法にもメリットがあります。大学生の期間で留学をしたいと思っている方は、いろいろ調べてみると選択肢が広がります。

大学の事務局で留学について聞いてみたり、留学エージェントに無料で話だけ聞きにいくことをお勧めします。英語が苦手で協定留学生に選ばれないから諦めるのではもったいないです。僕自身も、全く英語ができなかったことから協定留学へのチャレンジを諦めました。

そこから、バイトをしまくったり安価に行ける国を探したりしました。ワーホリや、有給インターンなどの現地での就労で、収入を得る事ができれば大きく費用を抑える事もできるので大学生でも行きやすいと思います

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