実際にマルタ共和国で長期留学を経験してみて感じたメリットデメリット

最近、留学に人気の国マルタ共和国とは

マルタ共和国は、ヨーロッパ地中海の真ん中に浮かぶ小さな島国です。日本人の旅行先としてもあまり知られていなかったと思います。

しかし、最近ではテレビや雑誌などで特集されるようになり、マルタといえば、

海がめちゃくちゃキレイ！街が茶色っぽい！

というイメージを持ってきている人も増えてきています。

また、ヨーロッパの数少ない英語圏としても知られていて、短期、長期留学や旅行などでマルタ共和国を訪れる日本人も増えてきています。サッカーのプロを目指してマルタのサッカーチームに加入するというような話もよく聞きます。

マルタ共和国の首都であるバレッタは、町全体が世界遺産に登録されています。街を歩いているだけで中世ヨーロッパの世界にタイムスリップしたかのようにワクワクしました。

僕は、マルタで長期留学を経験しました。この経験に基づいて、実際のマルタ留学について書いていこうと思います。

マルタに留学を考えていた頃、ネットで調べているとマルタには日本人が少ない！と多くの記事に書いてありました。

この理由から、マルタ留学を考えている人も多くいると思います。僕もそうでした。実際の経験談としては、

結論：日本人は少ない。

と思います。これは、日本人が住みやすい地域や国の中で！ということです。

例えば、カナダのトロントや、アメリカのニューヨークに比べると全体としては少ないと感じました。

もちろん、アメリカの田舎の地域などは、日本人が一切いないですが、留学生にとっては、いろいろな面で住みづらい環境と言えます。

その分、マルタは日本人の割合が比較的に低い中で、日本人を受け入れてくれる環境や、日本食レストランもあったりするので日本人にとっては、住みやすい国だと思いました。

ただ、クラスに1人は日本人がいたり、街を歩いていると日本人とすれ違ったりということはあります。なかなか、現在の世界で語学留学先に日本人がいないことはないので、仕方ないですね。

僕は、日本人がいることは、マイナスの面だけではなく、プラスの面も大きいと思っています。全く英語が話せない人にとっては特にです。

次に物価についてです。これも、留学先を決める際にとても重要だと思います。マルタの物価は、モノによりますが、

日本より少しだけ低い。でも、外食は日本の2、3倍する。

と感じました。チーズやパンなどはとても安く感じました。さらにスーパーマーケットを選んでいくと、とても安くなります。

僕の学生寮の近くのスーパーは高かったので、いつも歩いて15分くらいのスーパーにルームメイトと通っていました（笑）

自炊中心の生活で月に2万〜3万くらいかかりました。

ただ、マルタに長期留学をするとヨーロッパ旅行も増えてきます。航空チケットはとても安いのですが、ホテルの予約や旅行先の外食代などを加えると意外と高くなってしまうので気をつけてください。

マルタへの留学が増えてきていると言っても、長期留学をする人も多いのか？という問題もあります。語学学校は、入れ替わりが激しいのでみんな短期で帰国してしまいます。

自分だけ長期で滞在していたら仲の良い友達がみんな帰ってしまう！

てことも起こります。僕が長期で留学をしてみて感じたことのは、

6ヶ月くらいの長期留学の生徒はたくさんいる

です。1年やそれ以上の生徒は少なくなりますが、半年の留学は、国籍関係なく一定数いると感じました。ロシア、南米、韓国、日本などは長期できている生徒が多い印象です。

また、長期でのプログラムを用意している学校も多く、その学校には長期留学の生徒が多く集まっているので入れ替わりが激しくないという点において、おすすめです。

マルタの語学学校での生徒の国籍は、おおよそアメリカなどの語学学校と変わらないと思います。ただ、夏のシーズンはヨーロッパの学生の比率が多くなるのが特徴です。

アジア	日本、韓国、台湾（なぜかマルタで中国人をみた事がありませんでした）など
ヨーロッパ	フランス、ドイツ、アイスランド、オランダ、イタリア、スペイン　など
南米	ブラジル、コロンビア、チリ、ベネズエラ　など