マルタに行く予定だから、治安を知りたい。
初めての海外留学で不安だから安心できる国を探している。
危険な場所はあらかじめ知りたい。
これらの点の悩みを解決していきます。私は、マルタ共和国に長期で留学をしていた経験があります。
滞在期間には、トラブルを経験したり、友人がトラブルに巻き込まれた話を聞いたりしました。
マルタが安全と言われる理由。
ヨーロッパの中でもトップクラスに安全です。また、マルタ人は、とても優しく、穏やかな人が多いことも安全な理由かなと思っています。
いくつかの犯罪は記録されているものの、暴力に関する事件は少ないです。多少のスリなどはありますが、犯罪確率が高い場所が限られているため、しっかり理解して気をつけることができれば、とても安全に過ごすことができます。
マルタの犯罪傾向。
上記でも述べたように、暴力事件や、武器を使った犯罪の確率はとても低い傾向があります。
最近の移民が増加していたり、旅行客が増加するにつれて、すりや盗みが増えてきています。これについては、不当な暴力による犯罪ではなく、被害者の不注意が原因の場合が多いです。
実際に、マルタの半分以上が盗みの犯罪に偏っています。ほとんどが、旅行客の多い場所で行われています。
犯罪傾向を見ても少ないのは事実ですが、どんなに犯罪が少ないとしても、事例は毎年出ています。そこで特に気をつける場所や状況をまとめました。
事件が起こる場所、状況(事故含む)
パーチャビル
パーチャビルは、セントジュリアンにあるクラブ街です。クラブ街と言っても、そこまで大きなエリアではありません。
夜になると、ストリップクラブの客引きがたくさん出てきたり、留学生や、現地の人が集まってお酒を飲んだり、クラブで踊ったりしています。
とても賑やかな場所です。一方で、お酒が入ってきたり、大勢の人が集まるパーチャビルは、事件が起きる確率が5倍高いと言われています。
CASE ① :
お酒にドラッグを入れられてのレイプ
クラブでは、どの国でも注意しなければいけないことではありますが、ドラックを入れられてそのままレイプされてします事例があります。
CASE ② :
スリ
クラブ内が正直大きくありません。1年中とても混んでいてギュウギュウな状況です。
特に、夏場のリゾートシーズンは、人が多すぎてクラブ内に入ることにも一苦労で、外に出たくてもなかなか出ることができないような状況なので、スリが多くなってしまいます。
CASE ③ :
喧嘩
上記で述べたように、人がたくさんクラブ内にいます。その中で、体が当たったや、女性の取り合いなどで喧嘩はよく起きます。
自分は関係なくても、海外の大男たちが、殴り合いをして巻き込まれたりすることもあります。ただ、ほとんどはすぐにセキュリティの人に摘み出されています。
バレッタ
バレッタはマルタ共和国の首都で、街全体が世界遺産に登録されている事から、多くの観光客が集まる場所です。たくさんの人が集まる観光地が多いので、よそ見している間にスリに遭うことがあります。
CASE ① :
スリ
夏のシーズンは特に観光客が多くなります。友達と話していたり、集中して観光地を見学していたりすると、それを狙われてのスリ事例が一定数あります。
ビーチ
マルタの海はとても綺麗で、マルタ旅行や留学の最大のメリットと言っても過言ではありません。夏のシーズンは多くの人で賑わっています。
ただ、他の場所同様、たくさんの観光客や人が集まるということは、事件も起きやすいです。
CASE ① :
盗み
ビーチでの事件として、盗みが多くを占めています。ビーチに貴重品をおいて海に泳ぎにいく人を狙った盗みが多く起きています。
白タクシーでのぼったくり
マルタのタクシーでのぼったくりは、スリと同じくらい起きています。マルタの土地勘がないとぼったくられているかどうかも分からない事例も多いです。
レンタカーの車上荒らし
観光地特有かもしれませんが、車上荒らしも起っています。狙っている人たちは、もちろん車のナンバーでがレンタカーだとすぐに分かります。
道での交通事故
お酒を飲んで、そのまま運転している人もいるみたいです。マルタは、歩道が整備されていない道も多いので、交通事故が頻繁にではありませんが、起こることもあります。
僕が留学中に経験したトラブル
スリ
パーチャビルのクラブ内で1晩に2人のアジア人の友達のiPhoneがスられました。恐らく、アジア人のケータイがiPhone率が高く、高価に売ることができるのでターゲットを絞って狙われたのだと思います。ポケットに入れているとスられやすいので注意が必要です。
盗み
学生寮でパーティーをしているときに、気付いたら友達のMac bookがなくなっていました。
気づいて探したのですが、その日は、たくさんの人が出入りしていたので誰が取ったのかは分かりませんでした。たくさんの人が出入りする日は特に、寮内でも気をつけなければいけないですね。
トラブルに巻き込まれないためにするべきこと。
1、混雑している場所に行かない。
行く時があれば、上記で書いた注意点を意識する。
2、1人で人通りの少ない道を歩かない。
少し小道に入ると、人通りが少ない道も多いので、わざわざ危険な場所に行く必要はありません。
3、安心しない。
犯罪率が少ないと言っても、事例は多くあります。安心せず、気を引き締めて生活することが大切です。
まとめ
マルタの犯罪事例や起こりやすい場所を紹介しました。とても安全な国として旅行や留学に人気のある国です。
しかし、海外であることは忘れないで下さい。日本に暮らしているように生活していると隙を狙われる可能性が高くなります。100%安全ではないと思って楽しんでください。
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