海外留学先での支払い方法。デビットカードとクレジットカードの使い方の違い

留学
留学中のカードは何を持っていけばいいのか
デビットカードとクレジットカードの違いは?

 

この記事を読むことによって、海外留学において、クレジットカードとデビットカードはどちらがお得なのか?また、その使い分けを理解する事ができます。

留学をする際に、考えなくてはならないこととして現地での支払い手段があります。日本社会では、現金支払いが、まだ主流ではあります。

しかし、海外での主流はカード払いです。

日本円を持っていき、現地で両替するよりも手間も省けますし、手数料などを考えると、カードを使用した方が安くなる場合がほとんどです。

僕も、カナダに留学をしていた時は、現金を一切持たずに行動していました。デビットカードを中心に使っていました。

今回は、クレジットカードとデビットカードの違い、そして、それぞれのお得な使い方について説明していきます。

結論:クレジットカードの方が全体的にお得である

クレジットカードとデビットカードを比べていきますが、カードで支払いの際や、ATMを使う際など全体的にみてクレジットカードの方がお得だと思います。

ただ、2つのカードには、メリットとデメリットもあるので時と場合に応じて使い分けをすることも一つの手です。

また、海外でのカードの使い方として主に2つあります。

カードでの支払い
現地ATMの利用

です。この2つの方法のクレジットカードとデビットカードの手数料の違いなどによって比較していきます。

クレジットカードとデビットカードの特徴を説明した後に、クレジットカードの方がお得な理由を詳しく説明していきます。

クレジットカード

使い方1 カードでの支払い

海外でクレジットカードを利用した際には、海外事務手数料がかかってきます。

計算例(100ドルを使用、Visaが定める為替レート1ドル=100円、海外事務手数料Visaの場合、2.20%)

100ドル × 100円 × 2.2% = 220円

この場合、海外で100ドルを使用したことによる海外事務手数料は220円でした。

使い方2 現地ATMで現金を下ろす(キャッシング)

現地ATMの手数料や、カード会社ごとの手数料などに加えて、利息がかかります。しかし、海外事務手数料はキャッシングの場合かかりません。

利息は、およそ年利18%です。

返済期日を待たずに繰り上げ返済ができる場合があるので、出発前に確認しておいて下さい。
繰り上げ返済ができるのなら、より利息をすくなくする事ができ、お得となります

メリット

 現地ATMからキャッシングできる
クレジットカードの種類によりますが、現地ATMでのキャッシングができます。

 海外保険が付いている
多くのクレジットカードには、自動付帯と利用付帯の違いはありますが、90日間の海外保険が付いています

 お金を持ち歩く事がない
カードで払うので、現金を持ち運ぶことを減らして、リスクを回避する事ができます。

 ポイント還元がある
カードごとにポイント還元率は違いますが、海外での使用で2倍になるカードもあります。

 信用を得る事ができる
ホテルなどでクレジットカードを持っていないと泊まれないと言う事が起きるくらい、クレジットカードを持っているだけで信用につながります。

デメリット

 審査に時間がかかる
審査に時間がかかったり、年齢が若いと審査が通らないこともあります。

 使い過ぎてしまう
後払いであるので、ついつい使い過ぎてしまう可能性があります。

 学生は限度額が少ない
学生であったら、10万円しか使えないこともあります。

デビットカード

使い方1 クレジットカード同様でカードを使用する

海外でデビットカードを利用した際には、海外事務手数料がかかってきます。

計算例(100ドルを使用、Visaが定める為替レート1ドル=100円、海外事務手数料Visaの場合、2.20%)

100ドル × 100円 × 2.2% = 220円

この場合、海外で100ドルを使用したことによる海外事務手数料は220円でした。上記と同じですね。

使い方2 現地ATMで現金を下ろす手数料

現地ATMでの現金引き出しの場合、クレジットカードと違って、その場で口座から現金が引かれるので利息を払うことはありません。

ただ、海外事務手数料が3%前後かかってきます。

メリット

 現地ATMから現金を下ろす事ができる
デビットカードの種類によりますが、現地ATMから現金を下ろす事ができます。

 その場で使った金額を確認できる
使用した際に、連絡が来るのでお金の管理をしっかりする事ができます。

 口座に入っている額しか使う事ができない
翌月に口座にお金が足りないという恐れはありません。

 カードを作るのが簡単
年齢も15歳以上が作れたり、審査がないので簡単に作る事ができます。

デメリット

 保険が付いていない
クレジットカードと違い、海外保険は付いていません。
(保険が付いているカードもあるみたいです)

 クレジットカードのキャッシングの方がお得
現地ATMでの現金を下ろす場合、クレジットカードでのキャッシングの方がお得になります。

クレジットカードのキャッシングでは、海外手数料はかからない分、利息がついてきます。一方、デビットカードでの現金の引き出しの際は、利息はかかりませんが、海外手数料がかかります

 

利息より、海外手数料の方が多く取られてしまうので、現地ATMを使う場合は、クレジットカードでキャッシングをする方がお得になります。

留学先でのクレジットカードとデビットカードの使い分け

  現地ATMを使って現金が必要なときは、クレジットカードを使う。
上記で話したように、現地ATMを使う場合は、クレジットカードでキャッシングをする方がお得になります。なので、現金が必要になった場合は、クレジットカードを使うといいのではないでしょうか。

旅行などの際は、クレジットカードを使う。
自動付帯の保険の場合、使う必要はありませんが、利用付帯の保険の場合は、旅行の飛行機などでクレジットカードを使うと保険が使われるので、旅行などの際は、クレジットカードを使うといいと思います。

普段の生活では、デビットカードを使う。
特に海外だとお金を使い過ぎてしまうことも多いと思うので、自分自身のお金を管理するという面でも、カード使った際に連絡が来るデビットカードを使用する方がいいと思います。

まとめ

海外留学に行く際には、クレジットカード一枚では不安な部分が大きいです。使えない店があったり、学生であったら、限度額をオーバーしてしまうこともあります。

そのような不安もなくすためにも、クレジットカードとデビットカードを両方持っていき、双方のメリットを生かして生活することをおすすめします。

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